日本都市計画学会は国際委員会が中心となり、1994年以降、国際的な学術交流活動の一環として韓国(Korea Planners Association)・台湾(Taiwan Institute of Urban Planning)の学術交流締結学会と持ち回りで、「国際都市計画シンポジウム」を開催しています。2013年度からベトナム(Vietnam Urban Planning & Development Association)が本シンポジウムの正式メンバーに加わり、2014年度はベトナムハノイ市での開催が予定されています。
より広くアジア・オセアニアを中心とした各地域、各都市の研究者だけでなく、実務者の参加も促し、国際シンポジウムを継続、発展させていきたいと考えています。
さらに、本シンポジウムの参加者は、アジア・オセアニアにおける都市・地域計画分野をリードする研究者の参加を見込んでおり、論文発表をする学生・大学院生にとっては、当該分野の第一人者と直接議論することができ、国際的に最先端の研究現況を理解する契機となり、当該分野の国際化の進展とさらなる研究の発展を期待しています。
なお、2013年度、日本都市計画学会は新たな国際誌「Urban and Regional Planning Review (URPR)」をオンラインで刊行する(2014年3月創刊予定)。このジャーナルを、都市計画分野における日本を代表する国際誌と呼ぶにふさわしい英文ジャーナルへと発展させていくことを目標にしており、本シンポジウムでの発表論文をURPRに是非投稿頂ければ幸いです。